マスク生活が当たり前になり、「マスク美人」なんて言葉が登場しましたね。
顔の半分しか見えていないのに、マスク姿が美人に見える人と、そうでない人…、いったいその分かれ道は、どこにあるのでしょうか?
 
実はカギを握るのは、“ゴーグルゾーン”にあると言われています。
ゴーグルゾーンとは、こめかみから目元にかけてのゾーンのこと。
 
マスクをつけることにより、ゴーグルゾーンに視線が集まりやすくなるため、目元にシワやたるみがあると、ぐっと老けた印象に見え、いわゆる「マスク老け」の要因になります。
 
クマやくすみなど、肌トーンだけの問題であればファンデーションやコンシーラーでカバーすることができますが、問題となるのはメイクでカバーしにくいエイジングサインです。シワやたるみなどの凹凸は、ハイライトなどでカバーするには限界があることも…。
 
「マスク美人」「マスク老け」の分かれ道になるゴーグルゾーンの正しいケアの方法をご紹介します。

ゴーグルゾーンのゴツゴツ感やまぶたのへこみ。意外な原因は?

20代の頃はぱっちりした目をしていたのに、最近はなんだか目元が重い。アイラインがうまくひけない。そんな風に感じることはありませんか?

ゴーグルソーンのエイジングの原因は、実は肌の表面ではなく、肌の奥の骨や脂肪の減少にあります。
私たちの顔は骨・筋肉・皮下脂肪(皮下組織)・真皮(皮膚)・表皮(皮膚)の5つの層から成り立っています。しわやたるみは肌の表面だけで起きているものと思われがちですが、実はこれらすべての層が関わっています。

皮膚の層についての画像
年を重ねると、目元を支える骨や皮下脂肪が減り、皮膚がたるむことで、くぼみが広がり、影がうまれています。また、目尻のシワは、加齢とともに皮膚の弾力や筋力が低下することによってできています。こうしてゴーグルゾーンに凹凸感ができてしまうのです。

スキンケアで、シワやたるみは治る?

鏡を見て微笑む女性の画像
シミやくすみといった症状は、スキンケア化粧品でも改善が見込めます。例えば、目元のシミや肌あれが気になるという場合には、幹細胞を配合した化粧品、シミやくすみにはビタミンCがおすすめです。

しかし、深いシワやたるみの症状になると、化粧品での改善は難しいとされています。現在、スキンケア化粧品で認められているのは、「乾燥による小ジワの改善」までです。先ほどご説明したように、目元のシワやたるみの原因は、骨や脂肪の減少や筋肉の衰え。肌の内側で起こっているエイジングに対して、化粧品でアプローチすることは難しいのが現状です。

美容医療で、ぱっちり目元の「マスク美人」に

ぱっちりした目元の女性の画像
では、どうしたらゴーグルゾーンの悩みを解消し、若々しい印象を手に入れられるのでしょうか。

マスクをつけても若々しく見える人には共通点があります。
それは、こめかみから額や目元へのシルエットが丸く、目周りにくぼみやたるみなどの段差がなくなめらかであること、そして、ぱっちりとしたアーモンド型の目をしていることです。

実はいま、マスクでは隠せない部分のお手入れのために、美容医療を活用している人が増えています。例えば、表情の癖によってできてしまった目元の表情ジワにはボツリヌス治療、くぼみにはヒアルロン酸注入治療などの方法があります。また、目元の施術だけではなく、眉間や額のシワを取りたいという方も多くいらっしゃいます。

美容医療は自分には敷居が高いという声もよく聞かれますが、そんな方はまず美容クリニックでカウンセリングを受けてみることがおすすめです。カウンセリングでは、無料でご自身の悩みに関する相談や、医師からの治療の提案を受けることが可能です。美容医療には、厚生労働省が承認している治療とそうでない治療があるので、カウンセリングの際に治療に用いる薬や費用、効果の期間、副作用などに関して、詳しく確認することが大切です。医師の説明に納得できなければ、治療を受ける必要はありません。

ボツリヌス治療 ヒアルロン酸注入といった治療であれば、治療後からメイクも可能。美容クリニックに相談をして治療の説明を聞くと、今まで抱いていた不安も払拭されるかもしれません。

まとめ

しばらく続きそうなマスク生活。化粧品やフェイシャルエステでは目元の悩みが解消されない、そんな方は美容医療の施術を検討してみてもよいかもしれません。

美容医療は、不自然な仕上がりになるのではないか?そんな不安を持つ方も多くいらっしゃるかもしれませんが、近年、美容医療はどんどん進化しています。施術を受ける美容クリニックをしっかりと選べば、自然でさりげない美しさを手に入れることができます。

ぱっちり目元の「マスク美人」になりたい!そんな方は、一度、美容クリニックを訪れてみてはいかがでしょうか?

監修

Doctor_imaizumi Doctor_imaizumi

医療法人青泉会今泉スキンクリニック 院長 今泉 明子 先生

聖マリアンナ医科大学卒業後、同大学院 にてアトピー性皮膚炎に対する抗アレルギー薬の効果について研究し、博士号取得。その後、日本赤十字医療センター 皮膚科にて勤務。2003年、最先端の美容医療を学ぶため渡米。再生医療の研究で有名なニューヨーク ワイル・コーネル医科大学(皮膚科)にてDr.Granstein教授に師事し、米国大手化粧品メーカーとの共同研究に携わる。2007年、米国から帰国後、東京ミッドタウン皮膚科形成外科クリニックNoage(ノアージュ)の院長に就任。『ヒアルロン酸注射』『ボツリヌス注射』などの注入治療をはじめ、レーザー治療、育毛治療などさまざまな治療における幅広い対応力から、政財界・芸能界の多くの著名人からの信頼を集める。