自分なりに頑張ってスキンケアをしているのに、なかなか肌がキレイにならない…。美容クリニックでの治療も気になるけれど、どの治療がよいかわからず二の足を踏んでいる、という方も多いはず。

美容医療のなかでもとくに人気の高い「肌質改善治療」ですが、その治療法は多岐にわたります。今回は、秋葉原スキンクリニック 院長 堀内祐紀先生に、美容クリニックで受けられる肌質改善治療についてお話をうかがいました。

監修・取材協力:堀内 祐紀 先生(秋葉原スキンクリニック 院長)

自宅でのスキンケアと肌質改善治療の違いって?

――自宅でのスキンケアと美容クリニックで受ける肌質改善治療にはどんな違いがありますか?

化粧水や美容液、乳液などを使ったスキンケアは、「角質層」までしか浸透しません。つまり、ケアできるのは肌表面までです。一方、美容クリニックでは、治療の種類にもよりますが、角質層よりもさらに深いところにアプローチすることも可能です(1)

また、美容クリニックで扱っている機器は、自宅用の機器に比べて、肌に美容成分を浸透させる力が強いです。つまり美容クリニックで行う治療のほうが、肌への浸透率が一般的に高いといえます。(1)

――美容クリニックでの肌質改善治療に適しているのは、どのような方ですか?

20代を超えると、何かしらの肌トラブルがでてくる方が大半だと思います。自宅でのケアに限界を感じている方、肌の潤い・ハリ※1 不足、毛穴詰まり、肌のザラつき、シミしわなど悩みを抱えている方は、一度美容クリニックで肌質改善について相談してみると解決法が見つかるかもしれません。

自分の肌をさらによくしたいと思っている方、自己流のケアでは満足できない方は、ぜひ美容クリニックにご相談ください。

※1 弾力と同義

最新の治療法も登場!肌悩みに応じた「肌質改善治療」とは

――肌の悩み別に、どういった肌質改善治療のオプションがあるのでしょうか?

患者さんの肌質や肌の状態によって適している治療はさまざまです。悩み別に、いくつか代表的な治療をご紹介します。

※国内承認薬または機器が存在しない治療を含む可能性がありますが、それらを推奨するものではありません

肌の潤い・ハリ不足に悩む人向けの治療

◆導入治療(イオン導入、超音波導入、エレクトロポレーションなど)
微弱な電流や超音波の振動を活用することで、肌の奥深くにより多く美容成分を浸透させる治療です。(2) 治療により導入率が異なります。(3) 肌質やご希望に合わせて治療を選択します。

◆IPL治療
IPLという光を顔全体に照射する治療です。さまざまな波長の光を照射することで複数の肌トラブルを同時にアプローチできます。(2)

◆レーザー治療(レーザーフェイシャル)
医療脱毛にも使うレーザーを顔全体に照射することで、美肌・美白治療とムダ毛の脱毛を同時に叶えて明るい肌を目指せます。(2)

◆美肌治療(水光注射)
肌の再生に有効な成分を皮膚表層に均一に注入し、肌の内側からツヤと弾力のあるハリをつくりだす治療法です。(4) 入れる薬剤により、さまざまな効果が期待できます。

◆皮膚再生治療(スキンニードリング)
極細の針で肌にごく小さな穴を無数に開け、その刺激で肌の再生を促します。コラーゲン、エラスチンなどが活性化・増加し、小じわ改善、引き締まり、皮膚の質感改善などが期待できます。(5)

◆外用治療(ケミカルピーリング)
酸で角質層を軽く剥がすことで肌の代謝がよくなり、くすみや皮膚の質感改善も期待できます。ニキビにも有効です。(2)

◆肌質改善を目的としたヒアルロン酸注入治療
顔や首の真皮内にまんべんなく、少量ずつヒアルロン酸を注入することで、肌の保水性を長期間持続させる治療です。肌のハリ※1 を高めるだけでなく、小じわを改善してなめからな肌質を目指せます。(6)

※1 弾力と同義

毛穴に悩む人向けの治療

◆皮膚再生治療(スキンニードリング)
極細の針で肌にごく小さな穴を無数に開け、その刺激で肌の再生を促します。コラーゲン、エラスチンなどが活性化、増加し、毛穴縮小効果が期待できます。(5)

◆皮膚再生治療(フラクショナルRF)
ニードリングと高周波(RF)の相乗効果で真皮を加熱することにより、コラーゲン、エラスチンなどが活性化、増加し、毛穴縮小効果が期待できます。(7) スキンニードリングよりダウンタイム※2 が少ないことが魅力です。※3

※2 施術後から回復までの期間のことで、施術前の生活を取り戻せるまでの期間
※3 監修医師の臨床経験に基づく

◆外用治療(コラーゲンピール)
コラーゲンの生成を強力に促進する特殊なピーリング剤を使用することで、毛穴の目立たない肌が目指せます。(2)

◆導入治療(イオン導入や超音波導入)
微弱な電流や超音波の振動を活用することで、肌の奥深くにより多く美容成分を浸透させる治療です。(2)

◆IPL治療
IPLという光を顔全体に照射する治療です。さまざまな波長の光を照射することで複数の肌トラブルを同時にアプローチできます。(2)

◆レーザー治療(レーザーフェイシャル)
医療脱毛にも使うレーザーを顔全体に照射することで、美肌・美白治療とムダ毛の脱毛を同時に叶えて明るい肌に。(2)

肌のくすみに悩む人向けの治療

◆IPL治療
IPLという光を顔全体に照射する治療です。さまざまな波長の光を照射することで複数の肌トラブルを同時にアプローチできます。(2)

◆導入治(イオン導入、超音波導入、エレクトロポレーションなど)
微弱な電流や超音波の振動を活用することで、肌の奥深くにより多く美容成分を浸透させる治療です。(2) 治療により導入率が異なります。(3) 肌質やご希望に合わせて治療を選択します。

◆ビタミンAやCの配合スキンケア化粧品

◆内服治療(ビタミンCサプリメント)
肌のくすみに悩んでいる方は顔や体の血流が悪い場合が非常に多いです。漢方の世界では血液が滞った状態のことを「瘀血(おけつ)」といいます。瘀血の方には、血液を巡らせる運動などにも取り組んでもらうようアドバイスしています。

肌質改善のメリットは、肌だけでなくライフスタイルにも!

――肌質改善治療を受けることで得られるメリットを教えてください。

肌質をよくする治療を受けることで、単にキレイな肌を目指せるだけでなく、普段の生活で多くメリットを感じることができると思います。

たとえば、肌質改善治療で肌がキレイになると、普段のスキンケアがさらに楽しく、かつラクになります。化粧ノリもよくなるので、メイク時間も短くなりますよね。また、おでこをだすような新たなヘアスタイルにも挑戦できるかもしれません。

本当にキレイになるの?と不安になる方もいるかもしれませんが、美容クリニックで解決できる肌の悩みはたくさんあります。今よりももっとキレイな肌を目指したい方は、一度美容クリニックに相談にいらしてください。

参考文献
(1) 櫻井 直樹:正しい知識がわかる 美肌辞典.高橋書店.2021
(2) 安田 利顕,漆畑 修:改定10版 美容のヒフ科学.南山堂.2021
(3) 渡辺 壮,坂元 明憲:Drug Delivery System.2005.20(3):372
(4) 樋口彩子:Bella pelle.2020.5(3):170-173
(5) 勝見 英正 他:オレオサイエンス.2017.17(11):567-574
(6) 一瀬 晃洋:美容皮膚医学 BEAUTY.2020.3(1):22-27
(7) 須賀 康:JJSLM.2010.31(1):65-71

JP-AGNA-220006

監修・取材協力

秋葉原スキンクリニック 院長 堀内 祐紀 先生

秋葉原スキンクリニック 院長
堀内 祐紀 先生

東京女子医科大学医学部卒業。東京女子医科大学皮膚科学教室入局後、都内皮膚科・美容クリニック勤務を経て、2007年秋葉原スキンクリニック開設。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本脱毛医学会理事。日本皮膚科学会・日本美容皮膚科学会・日本レーザー医学会・日本抗加齢医学会・日本香粧品学会所属。Allergan Medical Institute Japan Faculty。一般社団法人美容皮膚エキスパート協会代表理事、Aesthetic Medical Academy理事。保険治療だけでなく美容治療を各種取り揃え、さらに肌をよくしたい!という気持ちを叶えるために、エビデンスのしっかりとした治療を、自信を持って届ける。

秋葉原スキンクリニック

住所:東京都千代田区外神田4丁目6-7 カンダエイトビル2階/3階

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