たるんだお腹やお尻、二の腕などのぜい肉を脂肪吸引でなかったことにできるなら!と、脂肪吸引に魅力を感じている方も多いのではないでしょうか。
ただ、脂肪吸引にともなうリスクやダウンタイムが心配で、なかなか決断できない方もいらっしゃることでしょう。
脂肪吸引について、知っておくべき治療の効果やリスク、後悔しないためのポイントなどを解説します。
監修・取材協力:下島 久美子 先生(KUMIKO CLINIC 院長)
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たるんだお腹やお尻、二の腕などのぜい肉を脂肪吸引でなかったことにできるなら!と、脂肪吸引に魅力を感じている方も多いのではないでしょうか。
ただ、脂肪吸引にともなうリスクやダウンタイムが心配で、なかなか決断できない方もいらっしゃることでしょう。
脂肪吸引について、知っておくべき治療の効果やリスク、後悔しないためのポイントなどを解説します。
監修・取材協力:下島 久美子 先生(KUMIKO CLINIC 院長)
目次
脂肪吸引とは、メスで皮膚を数mm切開し、カニューレとよばれる細い管を皮膚の下に入れて脂肪を吸いだす手術です。(1)
大きな部位を一度に治療でき、物理的に脂肪を吸いだせるため、部分痩せ※1に効果的です。(1)
一方で、メスによる切開も必要となるため、比較的リスクの大きい治療ともいえます。(1)
※1:部分痩せは体重を減少させるものではなく、あくまで局所の皮下脂肪を減少させる、体型を改善することを指す
脂肪吸引は、お腹、お尻、太ももなどの大きな部位を一度に治療することができるほか、部分痩せ※1が難しい二の腕や首、二重あごなど、皮下脂肪がつきやすいほとんどの部位で施術を行うことができます。(1)
まずは脂肪の吸引量や部位の大きさなどを踏まえ、局所麻酔、または全身麻酔をかけます。
そのあと、皮膚を数mm切開し、カニューレを挿入して脂肪を吸引していきます。(1)
吸引を終えたら切開部位を縫合し、手術は完了です。手術時間は吸引する部位や範囲によってさまざまです。
脂肪吸引にはダウンタイム※2があります。(1)
吸引量や部位によって異なるものの、通常は数週間~1ヶ月程度で通常の生活に戻ることができるとされています。※3
なお手術後は、圧迫固定のためガーメントとよばれる下着を2~3ヶ月ほど着用する場合もあります。※3
※2:施術後から回復までの期間のことで、施術前の生活を取り戻せるまでの期間
※3:監修医師の臨床経験に基づく
脂肪吸引には、さまざまなリスクが想定されます。
施術後の症状の大半は、時間とともに軽快するものが多くありますが、一定期間が経っても治らず、後遺症が残ってしまう可能性もゼロではありません。
脂肪吸引の主なリスクや後遺症についてご説明します。
カニューレで毛細血管や皮下組織を損傷してしまうと、内出血が見られたり、腫れが起きたりすることがあります。(1)
圧迫や冷却で軽減することができ、10日から2週間ほどで自然に治まる場合がほとんどです。※3
※3:監修医師の臨床経験に基づく
医師の技術不足が主な原因となり、左右がアンバランスな仕上がりになったり、脂肪のとりムラによって皮膚に凹凸ができてしまったりする場合があります。(1)
通常、切開する部分は体のしわや下着のラインなどで隠れる場所を選び、切開も数mmですが、手術時にカニューレにより過度に摩擦されることで、目立った傷跡になってしまうことがあります。※3
※3:監修医師の臨床経験に基づく
カニューレにより末梢神経が損傷してしまうと、触っても感覚が鈍くなったり、しびれをともなったりする場合があります。(1)
通常、1ヶ月程度で治まり、長くても3カ月~1年程度で自然治癒するとされています。※3
※3:監修医師の臨床経験に基づく
重大な事故は稀ではあるものの、吸引時に血管を損傷してしまうと、脂肪組織の一部が血管のなかに入りこみ、脂肪塞栓症を引き起こすことがあります。(1) 肺や脳の血管が詰まると、最悪、死に至るケースもあります。(1)
また、傷口から細菌が入ると感染症が起きるほか、麻酔事故や内臓の損傷など、死亡事故につながるリスクがあることも心にとめておきましょう。(1), ※3
※3:監修医師の臨床経験に基づく
脂肪吸引にリスクはつきものですが、事前に施術についてしっかりとした知識を持ったうえで検討を行い、適切な対応をとることで、リスクを最小化することができます。
脂肪吸引のリスクを下げるためのポイントを解説します。
実績や経験が豊富であれば、脂肪の吸引量なども熟知しており、万一の時も迅速にリカバリーできる可能性も高まります。
さらに失敗修正も手がけているクリニックや医師だと、なおよいでしょう。
手術にともなうリスクを医師に確認しておくほか、「もし〇〇になった場合、どういった対応をするのか」といったところまで確認しておきましょう。どんな質問であっても、納得いくまで説明をしてくれるクリニックを選ぶことが大切です。
脂肪吸引以外にも、脂肪冷却治療や脂肪溶解注射など、ほかにも部分痩せ※1治療の選択肢はあります。
そのほかの施術についても調べたうえで、脂肪吸引が自分にとって一番ふさわしいかを医師とよく相談しながら治療にのぞむことが大切です。
※1:部分痩せは体重を減少させるものではなく、あくまで局所の皮下脂肪を減少させる、体型を改善することを指す
物理的に脂肪を吸いだすことで、理想のボディラインに近づける脂肪吸引は、過酷な食事制限や運動の必要のない魅力的な施術です。
一方で、さまざまなリスクがともなうことも事実です。
治療を検討する際は、脂肪吸引にともなうリスクを医師からしっかり聞き、ほかの部分痩せ※1治療とも比較したうえで、治療を受けるかどうか決めましょう。
※1:部分痩せは体重を減少させるものではなく、あくまで局所の皮下脂肪を減少させる、体型を改善することを指す
参考文献
(1) 酒井 直彦: 美容皮膚医学 BEAUTY, 2(11). 90-100. 2019
金沢医科大学卒業。杏林大学第一内科入局、内科医として大学病院、一般病院にて臨床経験を積んだあと、都内某美容クリニックに入職し、レーザー治療、注入療法の美容医療全般を学び美容皮膚科医としての臨床経験を積む。2014年、日比谷・有楽町に自身のクリニックを開院。2023年、白金台プラチナ通りに移転し現在に至る。日本内科学会認定医、サーマクール認定医、アラガン社ボトックス・ヒアルロン酸注入指導医。患者さんに提供する美容医療は、自分自身で体験し評価する。メスを使わない痩身治療とメスを使わない自然で美しい若返りを叶える注入治療の二つの治療を得意とする。
※KUMIKO CLINICは2023年に白金台プラチナ通りに移転しております。
KUMIKO CLINIC
住所:東京都港区白金台4-19-13 白金台TFビル2F (受付) ・3F