脂肪細胞の妖精「Mr.シボーヌ(CV:下野紘)」が、 脂肪の悩みを解きほぐす、胸キュンなアドバイスをお届け。 脂肪細胞の特徴を学んで、部分痩せへの一歩を踏み出そう。
シボーヌは、女性を部分痩せへと導くことができるのか…!? 全5話のショートアニメで、脂肪細胞について知っていこう!
脂肪細胞に蓄えられた脂肪には、体温の維持や内臓の位置を正常に保つなど重要な働きがあり、脂肪細胞は体に欠かせない組織なのです。成人以降は体重が大幅に増えない限り、脂肪細胞の数はほとんど変わりません。脂肪細胞のサイズに変化が生じることによって私たちは太ったり痩せたりするのです。
「皮下脂肪」は女性に多く、皮膚と筋肉の間に蓄えられます。二の腕をはじめ、太ももやおしりなど、下半身の肉づきが良くなる傾向にあり、いったんついてしまうとダイエットをしても減りにくいのが特徴。美しい体型を目指すためには、皮下脂肪を落とすのが効果的とされています。一方で「内臓脂肪」は男性に多く、内臓の周りに脂肪が過剰に蓄積されます。こちらは、皮下脂肪のように指でつまむことはできません。
クリニックで行なう部分痩せ治療「医療痩身治療」は、医師が医学的根拠に基づいて行う方法。脂肪細胞の大きさではなく数自体を減らすため、ほかの方法に比べて長期的に、高い痩身効果が期待できます。また、減らしたくない胸などの部分はそのままに、気になるお腹まわりや太もも、二の腕の悩みにダイレクトにアプローチが可能です。
ハーバード大学による研究で明らかにされているように、「水分は0℃で凍るのに対し、脂肪は4℃で結晶化し始める」というのが、脂肪細胞が低温に弱い理由です。一方で、脂肪細胞は一定時間加熱すると、アポトーシスと呼ばれる自然死を起こすとされており、これが脂肪細胞が高温にも弱い理由となっています。
脂肪細胞の数にアプローチする部分痩せ治療は、主に以下の4つ。メスで皮膚を切開して、専用の細い管から脂肪細胞を吸引する「①脂肪吸引」。少量の薬剤を皮下に注射して、脂肪を溶かす「②脂肪溶解注射」。専用の器械で皮下脂肪を温め、分解して減らす「③加熱治療」。専用の器械で気になる部分を冷却、結晶化して脂肪細胞を体外に排出する「④脂肪冷却治療」があります。
頑張って運動しても二の腕だけは細くならない、というお悩みは少なくありません。実は、二の腕は一度脂肪がつくと落ちにくいのです。また二の腕が太くなるのは、皮膚と筋肉の間に蓄積する、皮下脂肪の脂肪細胞1つ1つが大きくなることが原因。運動などの一般的なダイエットでは、脂肪細胞を小さくできても、数は減らせません。一方で「部分痩せ治療」なら、脂肪細胞の数を根本的に減らせるため、努力では難しい二の腕の痩身効果を期待できるのです。